前回の記事で、受験で合格を引き寄せるお得情報?!(国立附属幼稚園編)を書きました。
今回は附属小学校受験編です。前回で、我が子は私の運のなさから、抽選がはずれ不合格になったというオチで終わりました(泣)。3年間、事あるごとに、抽選を外した夢を見るというトラウマを経験したのに、この私は、小学校受験をしてしまうんですね(メンタルが強い人)。
受験のきっかけは、我が子と地元の小学校へ入学前検診に行ったときです。小学校は6歳児の足で徒歩35分。幼稚園3年間自家用車で通園。楽々生活をおくった子供には地獄のように思えたらしいです。附属小学校はバスで10分徒歩2分。なんて楽なんでしょうという、とってもなめた理由で受験することになりました。幼稚園受験をした知育教室にずっと通っていましたので、そのまま、お願いをして、対策していただこうと先生にお願いに行ったら、「あなた、今何月?受験まであと、2か月ないわよ?!他のお子さんと一緒は無理よ。」「しかし、親の対策は幼稚園受験でやったでしょ?同じだから自分でできます。やりなさい。」。そんな、つきはなさくても。。最後に抽選だし、また運ないかも。。費用かけてやってもそれで、全てが台無し。。
ポジティブな私が、すごく消極的な受験勉強をスタートしました。子供は3歳の受験を全く覚えていないので、先輩ママからいただいたテキストをゲーム感覚でやっていきました。それも超楽しそうに(笑)。結構なスピードで吸収したらしく、1か月前にやっと受験コースに合流。私も、先生にご指導いただき、初受験のような、ダメ出しはなく、余裕のある受験をしました。(抽選のトラウマだけは抱えながら)
附属小学校受験でのお得な情報?!
- 試験までにやっておくこと
- 願書での重要な項目
- 実際の試験での対策(子供編)
- 実際の試験での対策(保護者編)
- 受験は出来る限りシークレットに?!
- 合否に関係なく親子でお疲れ様会を開催
試験までにやっておくこと
試験までにやれることはたくさんありますよ。
- インフルエンザの時期です。受験期だけでも、ワクチンを。頑張ってきても、当日、病気では台無しです。家族も同じです。(我が子の時は40度熱が出ても、行けと。無茶苦茶だ~)
- 子供は、正直です。嘘は言えません。願書に、書いた事、書こうとしている事は必ず事実を。経験、体感していないことを書いてはダメです。
- 家族旅行や、四季折々の行事は出来る限り体験させましょう。(例えば、お正月、豆まき、お花見、海水浴など)試験内容に、季節の問題や、四季折々の食べ物など出てきますよね。実体験していれば、容易に答えれます。
- 附属では軽い運動試験もあることが多いですね。適度に運動をさせましょう。(大繩や、ボールキャッチなど)
- 立体パズル問題などは、不得意なら手作りしてでも、実践して見せてあげましょう。
- 勉強を拒否したら、無理強いせず、親はその間に受験準備をして、待ちましょう。叱らないでください。(今まで、頑張ってきているので大丈夫です。)
願書での重要な項目
幼稚園編でも書きましたが、志望動機です。
大学の教育学部の附属学校が多く、学校側は「教育機関の実習を目的としている」と掲げていることです。間違っても、素晴らしい先生方に教育していたきたくて。。。などと書いてはいけません。入学して、知りましたが、教育機関の実習先というだけでなく、現役教師の再教育機関であります。色々な問題を抱え、公立の学校へ職場復帰する前に、半年から1年再教育で来られている教職員も少なくありません。教育者の実践的研究の場でもあり、我が子は1年間、絵日記を毎日提出や、毎日折り紙で何かを作って提出とか。。かわった宿題がありましたよ。
志望動機は、体験学習、海外の学校との国際交流、自主自立の教育方針が子供に与える影響。人間形成において重要な時期にこのような教育ができること等々。学校の教育方針を子供の教育に絡めた内容にすれば良いでしょう。
実際の試験での対策(子供編)
筆記では、問題に解答をして、集中が切れ始めたころにお話の記憶などの、大人でもしんどい問題が出てきますよね。実際の試験と同じように、ご家族がキッチンタイマーで何度も何度も繰り返し、練習してあげないと、いけませんよね。私は、お話の記憶の練習の際、感情を入れて物語を読んでいましたが、実際の試験では、なんの抑揚もなかったと子供に注意されました(笑)。
口頭試問は、個人や複数、グループなどいろいろなパターンがあります。我が子の時は、「お家で何をして遊びますか?」実際は、ゲーム機やスマホでしょう?しかし受験では「かるた、トランプ、将棋。。。」なんかが模範解答ですね。しかし、先生が「これ以外である人?」といわれ、うちの子は「DS」と正直に。同じような子が「プレステ」と。。。しかし、内容ではなく、人と違う意見を、みんなの前で言えるかがチェックポイントだそうです。当時は、「終わった。。」と思いましたが、塾の先生から「人と違うことが言えたのね?なら〇だわ。」でした。幼稚園の受験でも感じましたが、質問をよく聞き、しっかりと受け答えができれば内容は問題ないのです。
運動行動では、何人かで協力して、レースをしたりが多いようですね。運動機能ではなく、同調性、協調性などを見ています。チームワークを乱してもそれなりの理由があればいいそうです。悔しくて泣いてしまっても、すぐに立ち直ればこれまた、OKだそうですよ。
面接では、我が子の時は、4つの三角形の積み木で何かを作りなさい。4つで何ができます?うちは、背中合わせで親子がそれぞれの面接官と、面接を行うタイプだったので、もう、気になって気になって。。。次に、用紙の真ん中に三角形のイラストが。「それを使って、何かを書いてください。」でした。練習しました。〇なら、赤ちゃんのお顔。△ならサンドウィッチ。□なら。。。とサンドウィッチのはずが、シーソーの支点にしたそうです。何でもいいのですよ、何かが書けて説明できれば。皆様もお子さんの可能性を信じましょう。
実際の試験での対策(保護者編)
我が子の試験の際は、両親面接でした。子供と背中合わせで。。。塾で、想定の質問をパパと練習しました。仕事上(エンジニア)なので、「対話や不意を突いた質問にも臨機応変にできる」とロクに、練習もせずいきました。試験官に質問された内容に、全てだんまりでした(泣)。あまりのことで、面接官も私への質問での回答を聞き、「ご両親は同意見ですか?」と助け船を出していただき、「はいそうです。」と大きな声で返答していましたよ。面接が、無事終わり、終わりの合図が出て、「ありがとうございました」と一礼して、椅子をなおさないと。。ですよね。しかし、親子で手をつないで仲良く立ち去りましたよ。私はあわてて、3人分の椅子をなおして、「お行儀が悪く申し訳ございませんでした。」と申し上げました。先生方は「父子が仲が良いですね。」と笑顔で言ってくださいましたがダメですよね。親ができることは、子供の足を引っ張らないことですね(笑)。
受験は出来る限りシークレットに?!
我が家は幼稚園受験で、まさかの、高確率くじを私がはずして、不合格でした。その事実を、幼稚園前の3歳でしたので、記憶にないようです。しかし、小学受験はある程度の記憶には残ると懸念していました。そこで、幼稚園の先生と、近しい友人にだけ、受験を打ち明け、受験をしました。私がまた、2次試験の抽選を外してしまって、子供までトラウマになったらと考えたからです。6歳にもなれば、自我というものもしっかりあり、自尊心もあります。受験に落ちたと、気をつかわれたり、慰められれば、傷つきます。そのあたりの、メンタル面も考えて、受験なさるよう経験者から生意気ですがアドバイスさせてください。
合否に関係なく親子でお疲れ様会を開催
小学受験は、親子一緒に受験勉強する最後の受験です。中学受験からは本人が努力し、親がサポート役に徹して乗り越えなければなりません。なので、親子が頑張って受験勉強を、無事終了できたのだから、合否には関係なく、お疲れ様会をして、リフレッシュをし、新たなスタートを切りましょう!!!
まとめ
小学受験は、今となっては良い経験でした。「小学受験」では、あなたも主要キャストですが、以降の受験でははサポート役という脇役になります。全力で頑張ってください。
子育ても終盤になり、今までの、教育ママ人生に悔いはありませんが、これから始める皆様に、受験という暗く辛いイメージの出来事を、楽しく取り組んでくださればうれしいです。きっと、大学受験を終えたころには、子供と一緒に喜んでいると思いますよ(笑)。